マルセラが飼育するアルパカに薬の注射をする親戚=2024年6月、ペルー・カンチス郡
自宅前のシビナコチャ湖を眺める、マルセラの娘ナディン(11)。クスコ地域の水力発電ダムのエネルギー源であるシビナコチャ湖の水は、主に雨水と氷河の融解水からもたらされているが、近年、気候変動による降水パターンが変化し、電力の安定供給が難しくなることが予想されている=2024年6月、ペルー・カンチス郡
早朝、自宅の前を流れる小川で朝食用の水をくむマルセラ=2024年6月、ペルー・カンチス郡
巡礼祭コイヨリッティに各地から集まった巡礼者たち=2024年5月、ペルー・オコンガテ地区
ケルカヤ地域の湿地帯。水分を含む湿地がこの地域のアルパカなどの動物たちの命を支えてきた=2024年6月、ペルー・カンチス郡
自宅で朝食の支度をするマルセラ=2024年6月、ペルー・カンチス郡
標高5000メートルに建つ、マルセラ・アイタラが暮らす石造りの家=2024年6月、ペルー・カンチス郡
急速に後退する、ケルカヤの西側に位置するコリカリス氷河=2024年6月、ペルー・カンチス郡
ピナヤ中心部で商店を営むマリエラ・メンドーザと娘のソフィア(2)。「私はいつまでもここに住みたいと思っていますが、娘が大人になる頃にはピナヤで暮らすことはできないでしょう」=2024年6月、ペルー・カンチス郡
5月28日に完成したばかりのピナヤ中心部のプラザ。建設が終わると、工事を担ったピナヤ出身の若者たちは、他の都市部へ出て行った=2024年6月、ペルー・カンチス郡
シビナコチャ湖畔で放牧された、アルパカ。2024年6月、ペルー、カンチス郡
マリエラ・メンドーザ(31)が営む商店=2024年6月、ペルー・カンチス郡
衣装をまとった巡礼者たち。伝統であった、氷河氷の塊を切り取りコミュニティーに持ち帰る伝統は、温暖化による氷河の後退速度を遅らせるために、2004年に禁止された=2024年5月、ペルー・オコンガテ地区
コイヨリッティで、山の斜面を歩く巡礼者たち=2024年5月、ペルー・オコンガテ地区
巡礼祭コイヨリッティで、コルケプンク氷河を目指し、山の斜面を歩く巡礼者たち。家畜の健康や豊作をアンデスの山々のアプ(精霊)に祈る=2024年5月、ペルー・オコンガテ地区
ケルカヤ氷河の乾いた地面(左)。氷河湖の水面に氷壁から水滴が滴り落ちる(右)=2024年6月、ペルー・カンチス郡
パチャママへの祈りの際に、ダビドは氷河のふもとの砂を掘りコカの葉とキャラメルキャンディーを供えた=2024年6月、ペルー・カンチス郡
標高5670メートルのケルカヤ氷河の氷壁の前にたたずむ、先住民ケチュアのダビド・メンドーザ(36)=2024年6月、ペルー・カンチス郡
解けたケルカヤ氷河の水で出来た氷河湖に向かい、アンデスの女神パチャママに祈りを捧げるダビド=2024年6月、ペルー・カンチス郡
ケルカヤ氷河の氷河湖の水面に、解けた水滴が滴り落ちる=2024年6月、ペルー・カンチス郡
ケルカヤ氷河の氷河湖の水面に、解けた水滴が滴り落ちる=2024年6月、ペルー・カンチス郡
シビナコチャ湖畔で放牧されたアルパカ=2024年6月、ペルー・カンチス郡
水不足に対応するために2年前に人工的に作られた、コチャ(貯水湖)。乾期に備えて雨期に雨水を貯め、動物たちの飲み水を確保している=2024年6月、ペルー・カンチス郡
ケルカヤ山麓のピナヤで生まれ育ったダビド・メンドーザ。「先祖から受け継いだ伝統的な方法を実践することで、気候変動への解決策を見つけることしか、手段は残されていない」と語る=2024年6月、ペルー・カンチス郡
シビナコチャ湖畔でアルパカを飼育して暮らす、マルセラ・アイタラ(52)と娘のナディン(11)。「気候が不安定で牧草地も縮小し、水不足も重なってアルパカの世話をするのが年々難しくなってきています」=2024年6月、ペルー・カンチス郡

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