自宅近くの畑でジャガイモを収穫するトマサ・クルス・キスぺ(左)とフリアナ・キスぺ。ケウーニャの植樹が始まって以降、水が土中で貯蔵されやすくなり農作物が育ちやすくなったという=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
ケウーニャの苗木の根元の土を丁寧に固める、フェリシア・マチャカ=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
ケウーニャの苗木の様子を確認するフェリシア・マチャカ。「毎年行われる、ケウーニャ・ライミ植樹祭では100本近い苗木を1日で植えています」=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
ジャガイモやニンジン、ソラ豆などを育てる農家のコンセプシオン・ヤポ・パテ(66)。ケウーニャ・ライミ植樹祭が始まる以前、25年前に自身の手で自宅の庭に植えたケウーニャの木の前で=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
毎年植樹祭に参加するフェリシア・マチャカ。「村の一大イベントである植樹祭には、皆がモチベーションを高く持って参加しています」=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
ケウーニャ・ライミ植樹祭に長年関わってきた、パタカンチャ村の副村長ガブリエル・キスぺ(42)。「先祖から継承してきた村の暮らしを守るために、自分たちの手で森林を回復させないといけないのです」=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
「村になる700種類以上のハーブや植物から、薬や衣服の素材、食料など生活に必要なものの多くを得ています。4歳になる娘にも伝統的な生活のあり方を教えたいと思っています」と語るフリアナ・キスぺ=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
村を潤すパタカンチャ川の水=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
村に繁茂するケウーニャの樹木。標高4500メートルの土地でも育つケウーニャは、霧から水を吸収し、土の中で水を広範囲に流し、気候を調節しながら山の生態系を維持する=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
グリーンハウスで育てられているケウーニャの苗木=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
村のグリーンハウスの中では、今年12月に植樹される予定の約4万5千本のケウーニャの苗木が育てられている=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
1年に数回行われる用水路のメンテナンス工事中、地元の小学生は水道水を使用せずに川の水で食器を洗う=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
地下水の用水路の定期メンテナンス工事を行う村の男性たち。「1年を通して水が地下で確保されて、低地に行き渡ります」=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村
今年の1月に夫を亡くしたアリサンドリナ・ユパンケ・ウアマン(37、右)の自宅を訪れ、アリサンドリナの娘のサラ(1)の面倒をみるフリアナ。「ここの村ではお互いをサポートし合いながら暮らしています。インカ時代からここで受け継がれてきた伝統的な価値観なのです」=2024年5月、ペルー・パタカンチャ村

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