民間セクターの開発分野の専門家として JICA・本間徹さん
「地球のためにできること」に従事する方々にお話を聞くwith Planetポッドキャスト第27回。今回のゲストはJICA国際協力専門員・本間徹さんです。

「地球のためにできること」に従事する方々にお話を聞くwith Planetポッドキャスト第27回。今回のゲストはJICA国際協力専門員・本間徹さんです。
グローバルヘルスやジェンダー問題、人権問題や食料不安。世界にも、日本にも、これらの課題を解決すべく活動している人がいます。NGOをはじめとする「現場で働く人」をゲストに迎えるポッドキャスト「地球で働く!」。第27回では、独立行政法人国際協力機構(JICA)の国際協力専門員を務める本間徹さんにお話を伺いました。ポッドキャスト本編はApple Podcast、Spotifyで配信しています。
今回と次回は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の国際協力専門員である本間徹さんをゲストにお迎えします。
本間さんは、民間セクターの開発分野の専門家として、アフリカ連合開発庁(AUDA―NEPAD)のシニアアドバイザーも務めています。JICAでの経験を生かし、アフリカ大陸全体と日本の協力を推進する重要な役割を担っています。
聞き手を務めるのは、国士舘大学3年生のモハマド・ファジャルさんです。インドネシア人の両親を持ち、日本で生まれ育ったモハマドさんは、国際経済学を学んでおり、将来はインドネシアと日本の架け橋になりたいと考えています。
前編では、本間さんの国際協力の道に進んだきっかけやJICAでの経験、特にインドネシアで6年間携わった仕事についてお話ししていただきました。
本間さんは、高校生時代にアフリカの飢饉(ききん)問題を知ったことが国際協力に興味を持つきっかけとなり、その後、青年海外協力隊員としてザンビアで活動したことが、現在の仕事につながったと振り返ります。
また民間セクターの開発分野の専門家として、ビジネスを通じた途上国の経済発展支援に取り組んできた経験を共有しました。とりわけ「カイゼン」と呼ばれる日本の生産性向上手法をアフリカに普及させる取り組みについて詳しく説明しています。
本間さんは、途上国を支援の対象としてではなく、大きな可能性を秘めた魅力的な社会として捉えることの重要性を強調しました。そして、若い世代に向けて、実際に現地に行って体験することの大切さを伝えています。
ぜひ本編を聴いて、考えて、感じたことや思ったことを私たちにシェアしてください!(続きはポッドキャスト本編で。Apple Podcast / Spotify ご感想は #地球で働く をつけてSNSで教えてください)
本間徹さん
独立行政法人国際協力機構(JICA)国際協力専門員。慶応義塾大学理工学部を卒業後、建設会社を経て青年海外協力隊員としてザンビアに派遣。1997年以降、JICAではインドネシアにて長期専門家として活躍。アフリカ連合開発庁(AUDA―NEPAD)のシニアアドバイザーも務める。